3歳女の子の七五三はちょっと心配? at 東京・西新井大師
東京のパワースポット 西新井大師
関東厄除け三大師の一つ「西新井大師」。江戸時代には女性の厄除け祈願所として名を馳せた超有名なお寺です。お正月には初詣の参拝客で大変混雑になりますが、軒を連ねた出店のクオリティーが高いんです。特に「モツ煮」が美味いんですよ!元気になる!まさに東京のパワースポットです(笑)
さて、今回ご紹介するのは、3歳女の子が七五三のSさんファミリーです。
おやおや、主役が早速そっぽを向いちゃいましたよ(泣)
でも、妹ちゃんは大丈夫みたい。
可愛い❤️
つーか、お姉ちゃんの顔も見たい。なんせ、今日の主役なんだから。姫〜!こっち向いて〜!
はいっ、ダメ〜。ゴリラーマン(カメラマン)、アウト〜♪
どうやら、姫はイケメンが好みのようです(笑)
3歳の七五三写真は人見知りが心配
3歳女の子の七五三では「人見知りが心配」という問い合わせが非常に多いです。
七五三の可愛い写真を残したい!とパパもママもやる気マンマンでこの日を迎えても、当のお姫様の機嫌次第では・・。あ〜、どうしよう〜。
まー、落ち着いてください。そもそも、人見知りなんて普通のこと。大人だって人見知りするんですから、3歳女の子が人見知りしたって慌てることではありません。幼稚園や保育園に行くようになって、徐々にお家以外の世界になれていくものなので心配入りません。
「 でも、でも、でもー!今日は七五三。この日の為に着物を準備したしー! 」
そりゃー、そうです。でも、大丈夫。まずは、「今日は姫が主役」だということを伝えていきましょう。まるで誕生日のようにお祝いの日だということが伝われば自然と楽しくなってくるはずです。
境内を散策しながら、まずはパパとママが姫にたくさん笑顔を見せてあげてください。カメラマンはめっちゃ遠くから隠れて撮影しますから。ようするに盗撮します(笑)
「それから、姫が歩くようだったらどんどん歩かせてくださいね」(カメラマン)
西新井大師は広いから散策も楽しいですね。ロケーションが良い!
さー、僕はベビーカーを引きながら超遠くから観察です。
姫の機嫌は如何でしょうか。歩くかな?
笑顔ナシ。歩く気配ナシ。
次は、場所を変えて千羽鶴。
おっ!反応あり!チャンス!
「姫!遊ぼうよ!パパもさ、ずっと抱っこしてるから手が痛いって」(カメラマン)
「ヤダ」(抱っこモードの姫)
「んじゃさー、とりあえずベンチに座って休もう。パパも休憩しなきゃ」(カメラマン)
どうやら、赤ちゃん返りみたいですね。
どんな子もパパとママが大好き
お姉ちゃんにとって、妹ができることは嬉しいこと。でも、そんな一方で、パパとママの愛情を独り占めできなくなることに不安を感じてしまうんです。特に、妹が生まれてから1年くらいはママも忙しく、上の子のことは後回しになることが少なくありません。赤ちゃん返りしやすい年齢は3歳前後がもっとも多いといわれますが、この時期は保育園や幼稚園に入園したりするので環境の変化も影響しているかもしれませんね。
昔は「抱きぐせがつく」といって、子供をすぐに抱っこするのはよくないとされていましたが、甘えてきた時は応えてあげることが大切だと僕は思います。
だって、今日はお姉ちゃんの七五三だから。お姉ちゃんが主役だから。
というわけで、一瞬妹ちゃんにはベビーカーに座ってもらいます。
ごめんね、今日はお姉ちゃんが主役だからさ、ちょっと待ってて。ベビーカーに座った妹ちゃんにはカメラマンの横に来てもらいました。
では、お姉ちゃんにパパとママの注目を一身に浴びてもらいましょう!
テッテレ〜♪
姫ーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ひっめっーーーーーーーーーーーーーー!
「笑ったべ?」(カメラマン)
「笑ったべ?」(パパ)
「笑ったべ?」(ママ)
はい、スイッチ入りました。
んじゃ、千歳飴を持ってね。
では、おじいちゃんとおばあちゃんに送る七五三の写真を撮るからね。
はい、アンパーンチ!
おっけ〜♪
この時期の子育ては大変ですよね。毎日が「甘え」と「自立」の繰り返し。でも、子供はパパとママの愛情を100%欲しいだけなんですよね。どんな子もパパとママが大好き。だから、パパとママも愛情を100%放出しなきゃならないんです。
赤ちゃん返りの時期は子どもがくっついてきて離れなかったりするとパパもママも疲れることもあると思いますが、今日は逆にたくさん抱きしめてしまいましょう!
さー、次は、姫を歩かせたいです。3歳の七五三らしく元気に走り回る姿を僕は撮りたい。カメラマンのチャレンジはまだまだ続きます。
お線香の煙をたっぷりと浴びた後、Sさんファミリーには本堂に上がってもらいます。
「下の方でゴリラのオジさんを見つけたら手を振ってね!」(カメラマン)
大分、慣れてきましたよー。
自然な笑顔を残すなら出張撮影
出張撮影(ロケーションフォト)のメリットは、お子様のペースで写真撮影ができることです。
写真スタジオの狭い空間に立たせて、「笑ってー!」「こっち向いてー!」では難しいんです。子供には子供の事情があるんです。子供は動きたいし、触りたいし、感じたいんですよね。マネキンじゃないから。
3歳の七五三では、当日のお子様のコンディション次第では撮影が難しくなるケースも少なくありません。お子様に無理強いすることなく、お子様のペースで撮影を進めることが大切です。まずは、家族の時間を楽しめるようにパパとママでお声をかけて盛り上げて頂ければと思います。
もし、お子様がぐずってしまった場合は家族3人のカットを優先すれば良いんです。自然の流れで、お子様1人だけのシングルショットが撮れれば上出来ですし、もしシングルショットが撮れなくても良いじゃないですか。子供の笑顔があれば。家族の笑顔があれば。
立った!(カメラマンの音にならない声)
超絶可愛い❤️姫〜!
「パパ、走ってー!」(カメラマン)
写真スタジオでは、誰も走れません。お子様の自然な笑顔を写真に残すなら出張撮影がオススメです。
Sさんファミリーの笑顔に元気づけられ、最後まで楽しく撮影できました!
パパとママの笑顔が、姫の笑顔を引き出してくれたと思います。ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。
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