100日目の赤ちゃん at 東京・天祖諏訪神社

3月-4月はお宮参りシーズン

例年、3月になるとお宮参りの出張撮影が非常に多くなります。特に生後3ヶ月の赤ちゃんのお宮参りが多いんです。

12月-2月の寒い時期を避けて、春にお宮参りを計画するご家族がほとんどだからでしょう。また、生後3ヶ月であれば、百日祝い(100日)と言われているお食い初めも同時にできるので、両家の祖父母様が集まる機会に行う家族も多いんです。

本日、ご紹介するのは品川区にお住いのKさんファミリー。
東京都品川区南大井に鎮座する天祖諏訪神社に出張撮影しました。

東京都品川区・天祖諏訪神社の本殿

京浜急行線の立会川駅を降りて、徒歩1分の好立地にある綺麗な神社です。

今日のお姫様は、生後3ヶ月のつむちゃん。そして、1歳半のお兄ちゃん、あらたくんも一緒です。

お宮参りに年の近い兄弟がいる場合は、最初からお兄ちゃんやお姉ちゃんの機嫌をとることが重要です。お宮参りの写真は赤ちゃんを抱っこしますが、お兄ちゃんやお姉ちゃんがグズって「抱っこ!」となるとお宮参りの撮影が進まなくなるんです。

この日は祖母様が来られていたので、お兄ちゃんの面倒をお願いしました。もちろん、カメラマンもお兄ちゃんと遊びます。赤ちゃんの写真を撮ったら、次はお兄ちゃんの写真。

お兄ちゃんのタイミングで家族4人の写真にチャレンジします。

「あらたくんが来た!パパも早く!」(カメラマン)

テッテレ〜♪パパ、アウトー。

というわけで、1歳半のお兄ちゃんをコントロールすることは容易いことではありません。

抱っこをしようとすると怒ったりします。1歳を過ぎて歩くことを覚えると自由に動きたい時期なんです。

十分に機嫌をとりながら、ゆっくりと根気よく写真を撮るのがお宮参りのコツです。

ミッション・コンプリート。

InstagramなどのSNSでは、赤ちゃんの顔が全然見えていないお宮参りの写真をよく見かけます。それは、赤ちゃんをしっかりと抱っこできていないからです。カメラマンのアングルの問題ではないんです。

お宮参りの主役は赤ちゃん。赤ちゃんの顔が見えた祝い着のカットは必ず残しておきたいですね。

そもそも、しっかりと抱っこできないと赤ちゃんはぐずります。抱っこ紐やベビーカーの方が寝やすいのは安定しているからです。また、3ヶ月を過ぎると赤ちゃんの中には帽子や祝い着を嫌がる子もいます。

赤ちゃんがぐずってしまうと上手に抱っこできなくなるママは非常に多いです。そんな状態で祝い着(産着)を掛けても必ず崩れます。

1ヶ月と3ヶ月では赤ちゃんの体重が全然違うので抱っこの仕方が重要になりますので、at FOMEではカメラマンが赤ちゃんの抱っこの仕方をレクチャーします。とはいえ、撮影前の準備も必要です。

準備としては、撮影予約時間の30分前には赤ちゃんを寝かしつけることです。赤ちゃんを寝かしつけるベストタイミングは、ミルク後です。

なので、ミルクの時間を逆算して、前日から調整することをおすすめしています。

1ヶ月の赤ちゃんは寝ているか泣いているかの写真ばかり。でも、3ヶ月の赤ちゃんのお宮参りでは笑顔も残せます。前半にしっかり寝かせておくと後半にチャンスが巡ってきます。

しっかりミルクを飲んで、しっかり寝た赤ちゃんは機嫌が良いです。

可愛い!!!

笑顔って、ずっと見てられる!

今回、祖母様は赤ちゃんの抱っこを遠慮されていましたけど、次回は是非、抱っこしてくださいね。子供の成長はとても早く、赤ちゃんの時期はホント短いですから。

お兄ちゃんはお腹がすいて待ちくたびれた様子です。では、お食い初めのお店に向かいましょう。

神社から徒歩5分くらいのお店に到着しました。

お宮参りの撮影を1時間したので少し休憩が必要です。赤ちゃんのオムツを換えたり、お兄ちゃんのおやつタイムですね。

「お食い初め」とは、生後100日目の赤ちゃんの儀式です。そういう意味では、お宮参りと違った装いで臨む方が良いかもしれません。そう!衣装チェンジです。

つむちゃん、可愛いいいいっ❤️

赤ちゃんの衣装って、つい欲しくなっちゃいますね。とはいえ、すぐに着れなくなっちゃうので写真は必須。

こんな可愛い赤ちゃんを撮れるなんてカメラマンは幸せです(笑)

お宮参りとお食い初めの出張撮影の予約時間を気にするお客様が非常に多いですが、2Hのレギュラープランであれば問題ありません。お食い初めの撮影は、お膳がテーブルにご用意ができてから30〜40分程度で撮影できますが、お店側は参加者全員のお料理を同時に準備しようとしますので非常に待たされる場合があります。また、テーブルいっぱいに参加者全員のお料理が並んでしまうと、お食い初めの撮影が難しくなりますので、お部屋に案内してもらった後、『写真を撮りたいので、お食い初めのお膳だけ先に頂けないか』とお店の係にお伝えて頂くと時間のロスが少なく済みます。

この日は、10分くらいでお食い初めのお膳が運ばれてきました。

赤ちゃんに食べさせるマネをするだけですが、長寿にあやかるために近親者のなかで最年長者の方がお膳の箸を持つという習わしがあります。男の子には男性の長寿者に、女の子には女性の長寿者にお願いするというのが古い習わしです。

なので、お宮参りの写真撮影では遠慮がちだった祖母様に早速、箸を持って頂きました。

まずは、定番の赤飯です。お漬物のように匂いが強い料理は赤ちゃんが泣き出す可能性があるので後回しです。

まだ、ご飯に気づいていないみたいですね。『ミルクじゃねーんかいっ』って感じです。

お膳のあげ方は、習わし(最長寿者が箸を持つ)に沿ってもいいですが、at FOMEでは、当日参加された皆様全員に箸をとって頂き撮影しています。

というわけで次は、ママのお母さんの番です。

海老にも反応しませんね。『ミルクじゃねーんかいっ』って感じです。

次は、パパの番です。

おや?ハマグリで少し口元が動いたように見えましたよ!

よしっ!ママ、鯛いっちゃいましょう!

テッテレ〜♪

ビックリしたんでしょうね。泣き顔も可愛い!!!

さあー、次はお兄ちゃんの番です!と行きたいところなんですが・・

お兄ちゃんは自分のご飯の真っ最中。

「あの〜、あらたくん、出番です」(カメラマン)

at FOMEのお食い初めは全員参加ですので、カメラマンは待ちます。

お兄ちゃんには歯固めの石を持ってもらいました。

まだ1歳半の男の子が妹に石をあげてます。ちょっと感動(泣)

うわあー、つむちゃん、笑っとる!

はい、お兄ちゃん、優勝です。

お食い初めの集合写真

全ての料理に箸をとった後は、集合写真です。

そして、最後にお兄ちゃんがポーズをとってくれました。

はい、お兄ちゃん、優勝です。

Kさん、この度は長時間の撮影をお疲れ様でした。また、サイト掲載につきまして快諾をありがとうございました。

七五三でまたお会いできる日を楽しみにしております。

参考ページ

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