残す記憶を自ら選ぶこと at 東京・赤坂日枝神社

赤ちゃんは毎日写真を撮っても飽きない
東京都港区にお住まいのIさんファミリーです。
こちらのお客様は6月にも自宅にて、ニューボーンフォトの出張撮影をさせて頂きましたので本日は2度目の撮影になります。
赤ちゃんはどんどん成長していくんですね。たった数ヶ月で大きくなって超びっくり。ほんと、毎日撮影したくなっちゃう!
赤ちゃんは毎日写真を撮っても飽きません(笑)

ところで、この日は、猛暑にもかかわらず、たくさんシャッターをきりましたっ(汗)
なぜかというと、パパの目つぶりがハンパじゃないのです。もはや、目つぶりがクセになってるんです!!!


赤ちゃんが寝ているので、パパが立ったまま寝ている写真ならOKかもしれませんけど、そんなわけいかないので注意すると、大仏様のように険しい表情になっちゃうし。


おまけに、祖母様も同じなんです。遺伝ですね(笑)
仕方がないんで、テキトーに喋りまくりながらシャッターを押しまくりました。
「目をあけてくれっ!」(カメラマンの音のない声)
パパは、ただの目つぶり大王ですが(笑)ママはプロのモデル並み。マジで美しい!!!


写真とは「残す記憶」を選ぶこと
カメラマンは目的のために場面の演出をして、その舞台を記録する仕事です。
時々、家族のまなざしに、『記憶が生きている』という、なんの変哲もない事実の幸せを、実感するんです。記憶について、科学的に検証するのはおもしろくないのでしませんけど、結局、どんな記憶も自分で選択できるんですよね。
ひとは忘れることができる生き物です。逆を言えば、残す記憶を自ら選ぶことができるんですよね。
写真を撮るということは、記憶を選ぶこと。
かぞくの記憶。そこにカメラマンもいて、カメラマンの記憶もつながるんですよね。なんか、俺、撮影しながら涙でてきたし(笑)
実は、Iさんパパは10年来の友人なんです。今回、写真を撮って、はじめて気づくことがたくさんありました。昔からよく知っているつもりでしたが、カメラを向けると見え方が全然違うんですよね。すごく優しい表情を見せてくれるんです。目つぶり大王ですが(笑)
『 写真は切りとられて見えるものである。しかし最良な写真は、そのことを半ば忘れさせる 』ある作家がこんなことを言っていましたが、この度、なるほどなあと感心しました。
今回は、Iさん家族の思い出作りに参加出来て、本当に嬉しいです。すみちゃんと次に会えるのは七五三かな。楽しみです。
