愛称 ノスタル爺。 PENTAX67
カメラマンの道具編 3- PENTAX67
ありがとう!ノスタル爺(涙)
長年連れ添った相棒が本日、永眠しました。
アサヒペンタタックスからペンタックスに変わったのが89年、僕が彼と出会ったのが2000年の春。
デカくて、重くて、うるさくて、文字通り頑固なヤツですが、その写真はどこか郷愁を漂わせた味わい深い描写のカメラ、名機ペンタックス67。
愛称、ノスタル爺。
遺族を代表し、一言ご挨拶を申し上げますと。。。
彼は、雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ「仕事一筋」のカメラでした。
1月の極寒の北海道・知床での撮影でも、『ガシャンっ!ガシャンっ!』と元気な爆音でシャッターをきりまくり、
また違う場面では、モデルさんが驚くというカメラマンの心配を見事に無視して『ガシャンっ!ガシャンっ!』と元気な爆音でシャッターをきりまくるノスタル爺。
今もそのときの元気な姿が目に浮かびます(泣)
機能は平凡ではありますが、写真に対してまっすぐなところのあるノスタル爺の姿を僕は忘れません。
15年の間、一度も怪我することなく働き続けました。
お疲れさまでした。安らかに眠ってください。
このようなカメラに対して、生前寄せられました皆様のご厚情に対し、心より御礼申し上げます!
PENTAX67 TAKUMAR90mmF2.8 Kodak PORTRA160NC